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琵琶湖オカッパリ:名作中の名作、ヤマセンコー

      2017/05/09

どーも。ykです。

バス釣りする人なら「知る人ぞ知る」ではなく「知らないやつはモグリ」と言われるほど釣れるルアーです。
見た目はまさに「棒っきれ」のこのルアーを見て、最初は俺も釣れる気がしませんでした(笑)

ヤマセンコーのアクション

メーカーであるゲーリーヤマモトのホームページを見ると「エスケープダートアクション」と「水平フォール」と記載があります。

「エスケープダートアクション」

英語です(笑)苦手な部類ですが、簡単に訳すと

エスケープ(逃げる)ダート(突進?と思う)アクション(動き)
簡単に言えば、小魚が逃げるアクションを出すよと。そういうここと思います。
夏場なんかにウィードが濃いエリアでノーシンカーのヤマセンコーをキャストし、トゥイッチしながら巻いてくると、小魚がパニックを起こして逃げ惑ってるようなアクションを見ることが出来ます。

「水平フォール」

まぁ、これは読んで字のごとく。
水平姿勢を保ったままゆっくりとフォールしていきます。

これは俺の勝手な解釈ですが、このフォール時、ラインが風で流されたり、水流によりルアーに何かしらのテンションがかかった際に、この時も何とも言えないダートアクションをします。
これもバスから見るとヤバい動きなんじゃないかなあと思います。
どんなルアーにもあると思いますが、バスが口を使っちゃうアクションのうち、操って動かすアクションのほかに、こういった偶然発生するアクションが一番バスに口を使わせることになるんではないかなと思います。

いずれにせよ上記の二つアクションはノーシンカーが基本。
ヤマセンコーのいいところの一つにノーシンカーでも飛ぶと言ったことがあります。
「棒っきれ」なんで余計なものがついてなくスムーズに飛んでいきます。

ヤマセンコーの弱点

よく釣れるルアーに弱点なんかあんのか?と思われるかもしれませんがあるんです。
針持ちが悪い。ようするに耐久性が低いんです。
これは塩の含有量が半端じゃないのが原因でしょうが、何と言っても釣れるルアーですんで、魚からのバイトも多いわけです。
バイト1発でワームがちぎれるなんてことはザラで、キャスト数も多くなると針からずれてちぎれてきます。
1袋1000円程度ですが、10本しか入っておらず、下手に釣れる日に使うと朝買って夕方にはもうないってこともあります。
要約するとコストパフォーマンスが悪いってこと。
普通のハードプラグが1500円~2000円とすると10回使っても無くしさえしなければまた使えるわけで。
非常によく釣れるルアーなだけに貧乏アングラーにはつらいところです。

ヤマセンコーの使い方(おススメのリグ)

ヤマセンコーの使い方は、なんといってもノーシンカー、、、って言ってるサイトが多いですね。
俺は少し違ってて、よく使うリグは「キャロライナリグ」です。
周りにも何人か釣り好きがいますが、ヤマセンコーでキャロを多用すると言うと驚かれることの方が多いです。
「わかってないなぁ~使ってみ?」ってなことをよく言って聞かせますが、ほんとよく釣れます。

また、琵琶湖では(他でもそうかもしれませんが)三又でキャロシステムを組んだり、キャロワイヤー的なものを使ってキャロライナリグを作ったりしますが、俺はここでも少し違います。
中通しのシンカー(テキサスリグなんかで使うシンカー)を使い、スイベルを入れてリーダーを50cm程度と短めに取り、シンカーは一切固定しません。
シンカーサイズは1/2オンスを中心に軽くしたり重くしたりで使います。これはヤマセンコー自体が重い為、シンカーサイズを下げても飛ばすことができるからです。

シンカーを中通しタイプにし、シンカーを固定しないのには理由があります。
ワームを使うってことは、バスの活性が高くない場合が多く、結果ショートバイトになります。
このキャロの最大の利点は、バイトがあった際、竿を倒して糸ふけを作れば、魚が違和感なく吸い込んでくれるところにあると考えます。
その後のフッキングは、糸ふけの状態を見て、魚がワームを持って行ったら、糸ふけを取って、重みを感じてからフッキング。
俺の経験上はこれでかなりのすっぽ抜けが防げます。

ってことで長々とヤマセンコーについて語らせて頂きましたが、自然が相手ですので俺が言ってることだけが正解とは言いません。おこがましい(笑)
答えは皆さんがフィールドへ通い、いろいろ試して自分なりの答えを出して下さい。

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