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ルアーフィッシングが上手くなる、上達の秘訣7選

   

 

どーも。ykです。

今回は「釣りが上手くなる秘訣」のことをSNSツイッターでツイートしたところ「いいね」や「リツイート」などの反響が多かったので、ちょろりと記事にしてみます。

ただ文章を長々と書いてもアレなんで、カテゴリーを7つに絞り、それぞれを詳しく書いてみましょう。

 

 

①経験値(釣行回数)

経験が全てです。

以下②~⑦まで書きますが、経験を少しでも多く積むための釣行回数が少なければ絶対上手くなりません。

雑誌から調べる。

ユーチューブ見る。

ブログ見る。

いろいろな情報の媒体がありますが、それらから得た知識を経験値にしなければならず、そうなるとどうしても釣行回数は必要になります。

増やすことが難しい「経験値」ですが、効率的に増やす手法はあります。

答えを言っちゃうと、ホームを持ちそこへ通いつめることが一番の近道です。

 

ホームにする場所の条件もあります。

・魚影が濃い(メジャーフィールド)

・カバーが多く、地形変化も豊富(いろんな釣りができる)

・水深が深すぎない

などでしょうか。

 

いろんな釣りを試し、結果を出して良し悪しを判断していくことが重要ですね。

 

②セオリー

バス釣りにはセオリーというのが存在します。

セオリーを日本語にすると「カリウムが豊富で高血圧に効果がある」ってことになります。

。。。

ホント、すみません。

セロリです、テヘペロ

 

ホントの意味は「確立された手法」となります。

このルアーを使うなら、こんな使い方がセオリー。

この時期ならこんな場所を選ぶのがセオリー。

バスが食ってるエサがこれだから、このルアー選びがセオリー。

言い出したらきりがないくらいセオリーがあります。

 

春夏秋冬で例を出します。

春のバス釣りには、スポーニング(産卵)が絡みます。

食いたくても食えなかった厳冬期を終え、いよいよバスはエサを追い掛け回します。

活性が高いことが多く、ルアーの横の動きに反応し出すので、いろいろなルアーで釣れ始めますね。

使うルアーのセオリーを言えば、スピナーベイト、クランクベイト、スコーンなどの横に動く系が強くなります。

また、プリスポーン(産卵前)、ミッドスポーン(産卵中)、アフタースポーン(産卵後)でかなりバスの性格が変わるので、移り変わるバスの性格に合わせたルアーチョイスもいろんなセオリーがあります。

 

水温が上るとバスのエサになる小さな魚は表層を泳ぐようになります。

また、昆虫や蛙などの陸上で生活する動物も水辺にきます。

その為、それらを食いたいバスは水面を意識します。

トップウォーターが強くなるというセオリーですね。

また、バスは浅いところが好きなくせに直射日光が嫌いです。

そのためカバーに身を隠すようになります。

カバーの中に直撃させるようなパンチング、オーバーハングのシェードを狙ってノーシンカーワームをスキッピング、などなどが強い釣りになります。

これもセオリーですね。

 

冬を越すため、エサを荒食いします。

動くものに過敏に反応し、ベイトフィッシュをメインに捕食するため回遊する魚が増え、夏に着いてたカバーから魚が姿を消したりします。

春にも似たルアーが強くなるんですが、春と決定的に違うのは、春は岸に向かって産卵に来るのに対し、秋はベイトフィッシュを求めて岸から離れていく傾向が強くなります。

何を指針としたらいいのか?と悩む時期ですが、秋はターンオーバーという現象が水の中で起きるので、水質が悪化したところ、水質がいいところがはっきり別れるので、水質のいい場所を追いかけることを指針にすべきでしょう。

これも秋のセオリーです。

 

水温が年間で一番下がる冬はバスにとっても生きるだけで命がけ。

少しでも水温変化の少ない場所を求め、ディープに落ちる魚がほとんどになりますね。

場所選びに「ディープを選ぶ」というのが一つのセオリーとなります。

そんなディープレンジの魚は簡単に口を使わないので、リアクションの釣りで無理やり口を使わせることがセオリーになりますね。

また、逆説的なセオリーとしてシャローの釣りです。

冬にシャロー?ディープじゃないの?となりますが、冬の低水温でもシャローでエサを食うバスは活性が高いことが多いです。

また、釣れたらデカいことが多いです。

これもデカバスを釣るという意味ではセオリーです。

 

という感じに春夏秋冬から考察できるセオリーを書きました。

この他にもルアーの使い方のセオリーなどもあり、セオリーだらけです(笑)

それら全てを網羅するのは大変ですね。

ですので、①で書いたとおり経験値(釣行回数)が大事になってくるんです。

 

③引き出し

引き出し。

ボキャブラリーと言ってもいいでしょうか。

これも経験を積むことでどんどん増えていくわけですが、どういうことかを簡単に書きましょう。

偶然のリアクション

僕の場合を書きます。

きっかけはバイブレーションでした。

それまでバイブレーションというルアーは「中層をスイミングさせて使うルアー」だと思って使ってました。

しかし、琵琶湖にはウィードがあり、水温が上ってくればどんどん増えていき、そしてどんどん伸びます。

「初夏くらいで巻いてられない」という印象しかなく、6月くらいからは使わないルアーだったんです。

 

ところが、そのとき何を思ったか忘れましたが、7月にひょいと投げてみたんです。

何でも試さないとダメですね(笑)

投げてみたら、当然の結果ですが上ってきたルアーはウィードまみれ。

やっぱりなと思いながらもキャストを続けました。

そうしたら「ウィードに当たって、抜けて強烈にブルブル」という現象が起きました。

使ってたのはTDバイブレーションでした。

で、ブルッとウィードを抜けた瞬間にリアクションバイトしてきたバスがいたんです。

中層を「ただ巻きしなきゃいけない」と固定概念的なものを持って使ってたルアーですが、その瞬間に「獲れる魚が増やせる」に考え方が変わりました。

ルアーの使い方の引き出し(ボキャブラリー)が一個増えた瞬間ですね。

 

偶然の食わせ

ベイトリールを使ってると、皆さんよくやるバックラッシュ。

スピニングのライントラブルも同じですが、直そうと思ったら時間掛かりますやん?(笑)

それまで「ワームは動かすことで魚にアピールし、食わせることが出来る」と思ってました。

 

そのときも盛大にバックラッシュしました。

もじゃもじゃです。

5~10分程かけて直そうと頑張ったわけですが、直る寸前でラインがスイーッと走りました。

定番のアレですね(笑)

ロングステイでフロロラインが底まで沈み、警戒心が薄れたバスが食っちゃったってやつです。

「何で食ったんや?」と、そのときはだいぶ悩みましたが、今では「回遊ポイントでロングステイで狙い撃ち」的な釣りも確立されてますよね。

これもまたルアーの使い方の引き出し(ボキャブラリー)が一個増えた瞬間となります。

 

こうやって偶然から得られる経験も、大事な引き出し(ボキャブラリー)となるわけで、この引き出し(ボキャブラリー)をどんどん増やすことで、その日の一番強い釣りが何なのかを探していくことができるようになります。

そうなれば「釣れる確率」は格段に上るわけで、こうして確率を上げることを「釣りが上達した」と言えるんじゃないでしょうか。

 

④新しいことへの挑戦

③のとおり、引き出しの数が増えるほど「釣れる確率」を上げれると書きました。

偶然得られる「釣れちゃった」は考え方次第で、その人の釣り上達への肥やしになるんです。

しかし偶然がバンバンと発生するわけありません。

と言うことは、自分から新しいことを次々と試さないと上達しない(上達が遅い)ってことです。

ルアー自体、星の数ほどありますし、リグり方、使い方も含めたら天文学的な数字になるほどの数になります。

釣り場は逃げません。

釣具屋さんも潰れない限りはいろいろ売ってます。

自分が普段やらない釣りをやってみると「偶然」が助けてくれることもあるでしょう。

まずは「試す」を頑張ってみてください。

 

⑤マッチ ザ ベイト

これも定番中の定番ですね。

普段食ってるエサを意識しながら過ごしてるバスです。

普段食ってるエサに似たものが近くにあったら意識するでしょう。

そこのバスが普段はザリガニばかり食ってるなら、シャッド系ルアーは弱くなります。

「ザリガニは飽きた、魚が食いたい」ってバスが居たとすればゴメンナサイ。

普通はそういうことはないはずなので、そこに住むバスが何を食ってるかの方法収集は必要です。

歩き回って水の中を見て歩いたらザリガニがいたり、鮎が群れで泳いでたりといろいろ発見できるでしょう。

現場での観察が大事って話です。

 

そして、それらを覚えておくのは大変なのでスマホで写真撮りましょう。

スマホで撮った写真には、GPS情報や撮影日時などが記録されます。

こんな便利なもの、使わなきゃ損ですよ。

※写真にGPSの情報を残すため、スマホの設定は確認して写真撮ってください。

 

⑥情報収集

①でちょろっと書きましたが、魚影が濃いメジャーフィールドがオススメと書きました。

メジャーフィールドというだけで「人がたくさん来る」ことにより「釣れた釣れないの情報」が出回るんですね。

釣り仲間が居ない方は、釣具屋さんへ行って、そのメジャーフィールドの情報を聞いてみてください。

釣り人は自慢が好きです。

なので多くの釣り人は釣具屋さんで「あそこで○○cmのバスが釣れた」と自慢します。

メジャーであればあるほど、この情報は多くなります。

そして釣具屋さんの店員さんは聞いたら教えてくれます(笑)

もしかしたらそのとき釣れたルアーなども教えてくれるかもしれません。

 

⑦結論

メジャーフィールドをホームとする。

そのフィールドの情報を仲間と共有したり、釣具屋さんで情報収集する。

で、ホームで釣りをしまくる。

セオリーを学び、現場でそれを試し理解する。

偶然の釣果を考察し自分の引き出しにしちゃう。

その引き出しを増やし、釣りに行ったときには、そのパターンを探す。

食わず嫌いせず、引き出しを増やす為にいろんな釣りにチャレンジしてみる。

ベイトを観察し、マッチ ザ ベイトを意識したルアーチョイスをする。

 

とにかく、釣れる確率を上げる作業が必要で、その作業の効率化や精度を高めることが上達ということだと思うわけです。

上達への道は、考えればいくらでも出てくるんですが、今日はこの辺にしておきましょうか。

 

 - バス釣りテクニック

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