正しい魚(ブラックバス)の測定方法って?
どーも。ykです。
めちゃくちゃテキトーに測っちゃうタイプのアングラーであるykです。
そろそろ「この写真、サイズ違いますねウヒヒw」とか「サイズ偽造ブタ野郎」とか、そういう殺人的ワードで叩かれそな気がしてます。
ので、先に言い訳がましいことをチョチョイと書いて叩かれ防止を試みようと。
そんな記事です。
注意点
まず、ブラックバスに限らず全ての魚種はエラ呼吸です。
陸上に釣り上げられた魚は呼吸が出来ない状態です。
持ち帰って食べない、リリースするといった目的で釣りしてるのであれば、測定や写真撮影は迅速にお願いします。
暑いコンクリートに直置きもダメージとなりますので止めましょう。
そして何より注意すべきは、女性と趣味の話をしてた合コンの場で「男の人って魚でも何でもサイズにこだわるよね、そういう人って自分のチ○コが小さいって宣伝してるようなもんだよ、きゃはー」と言われ、その場で失禁しそうになりました。
「そうじゃないって、俺はコダワッテナイシ、、、ホカノヒトノハナシダシ、、、」と苦し紛れの言い訳をすることになります。
その日は二次会にも誘われましたが、もちろん一次会で帰りましたよ。
それ以降、サイズにこだわりを持って釣りをするアングラーを見るたび「やめとけって!粗チンいわれるで!」と心の中の誰かが言うようになりました。
軽めのトラウマです。
何種もある測定方法
そもそもの話、バス釣り業界で「正しい測り方」っていうのは基本的に存在してません。
メーカー主催の大会、ローカルの大会、釣具屋さん主催のフォトコンテストなどなどで「釣ったバスはこうやって測ってね」っていうルールは存在しますが、多種多様でどれが正しいってのがない状態です。
魚の図鑑や水族館、標本を作る施設などでは「体長」や「全長」といった測り方の基準があるようですが、ここでは割愛します。
口閉じ尾開き
現時点のバス釣り業界では、おそらく最もオーソドックスなパターンです。
①魚の口を閉じ、口の先っちょをメモリの0cmに合わせます。
②魚をメジャーにまっすぐに置き、尾を開いて測定します。
①の0cmの場所が少しでもズレると「1cmズレてる、うそつきや」と叩かれます。
②で尾の開き具合が足りてないと「尾が閉じてる、うそつきや」と叩かれます。
口開け尾閉じ
最もバッチバチに叩かれるパターンです。
①魚の口を開き、下あごを可能な限り伸ばし先っちょをメモリの0cmに合わせます。
②魚をメジャーにまっすぐに置き、尾を閉じて一番長いところを測定します。
全てにおいて叩かれます。
「-3cmや、50無いで」や「うそつき」と叩かれます。
口閉じ尾閉じ
メジャーな大会などで採用されてるパターンです。
①魚の口を閉じ、口の先っちょをメモリの0cmに合わせます。
②魚をメジャーにまっすぐに置き、尾を閉じて一番長いところを測定します。
①の0cmの場所が少しでもズレると「1cmズレてる、うそつきや」と叩かれます。
②で一番長いところを計測しようと意識しすぎて魚がズレて曲がると「曲がってる、うそつきや」と叩かれます。
上あご尾開き
バスは下あごが出てる生物ですが、上あごで計測すると一番短く測れるパターンなので、SNSなどで人気があり、信頼される計測方法です。
①上あごをメモリの0cmに合わせます。
②魚をメジャーにまっすぐに置き、尾を開いて測定します。
①の0cmの場所が少しでもズレると「1cmズレてる、うそつきや」と叩かれます。
②で尾の開き具合が足りてないと「尾が閉じてる、うそつきや」と叩かれます。
重さのみ
上記で紹介した測り方では
1位【口開け尾閉じ】
2位【口閉じ尾閉じ】
3位【口閉じ尾開き】
4位【上あご尾開き】
長さはコロコロ変わってわからん、重さだけが不変じゃ!
という考え方で、長さを捨てて重さのみで競うスタイルです。
アメリカンスタイルですよね。
これで十分じゃなかあろうかと思うんですが、僕も長さをメインに測ってます。
これはブログを見に来られる方の多くが長さを基準にしてるので、需要と供給を考えてのことです。
そして、どの測り方を採用するにしても、測るときは真っ直ぐな地面でメジャーをピンと伸ばし計測しましょう。
メジャーがフニャフニャだと正しい計測じゃないとして叩かれてしまいます。
結論
女性にどう思われるかは置いといて、釣りは趣味です。
僕の考えでは「個々がそれぞれ考えてやればそれでいい」です。
「サイズちゃんと測れよ」と言う気持ちがわからないわけじゃないですが、趣味である釣りの「強要」になるんじゃないかなと思うんです。
釣りってもっと自由なはずです(マナー的なものが最低限あるとして)。
人のやる釣り方をワーワー言う人もいますね。
「フィネスしか釣れないんだろ、へたくそ」とか「プラグじゃ釣れないんだろ、ワームと一緒で軟弱だな」とか。
そしてルアーマンに多いのが、エサ釣り師を自分より格下に見る傾向がありますよね。
全て「自分の釣りが正しい、真似せよ」というような強要に近いんじゃないかなと思います。
僕がこの記事を通じて言いたいことは、
・釣りは自由であること
・他人の釣りを否定することは強要してる(可能性がある)ということ
・釣りを通じて得た知識は「強要」ではなく「共有」すべきであること
ということです。
たくさんのことを考えて理解し、理論し、組み立ててアジャストし、実際の釣りの現場で立証する。
こういったプロセスが楽しいのがエサやルアー問わず「釣りの醍醐味」なんじゃないのかなと思います。
年取ったなぁ~と思う瞬間でした(笑)