【秋のデイゲーム】デコ覚悟で巻き通したら出た@2018年9月15日
どーも。ykです。
秋といえば「巻きの釣り」と言われますね。
雨でローライトってこともあり、巻き一辺倒で行ってきました。
イヴォーク2.0オンリーの釣りです。
腰くらいまでしかない水深のスーパーシャローのアシ際を高速で通したらゴツン。
結果は、良型が出てくれてデコ回避できました。
その後、気分よく何箇所か打ってまわってたらトラブル発生。
やる気が一気に無くなり、帰ってきてフテ寝パターンとなってしまいました。
行ったエリアと日時
エリアは南湖西岸。
9月15日。
AM6:00~AM10:00まで。
使ったルアー
愛してやまないイヴォーク2.0 ピンクバック。
デプス イヴォーク2.0 #19(ピンクバック)【ゆうパケット】
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クランクで出したい。
シャローを攻めたい。
ということでイヴォークオンリーで釣りです。
寝坊した!
仕事に休みが無く、前回のお休みは9/1。
2週間ぶりの休みである。
現地着はAM6:00。
ほんとは暗いうちからフィールドに立ち、薄暗い状態の一番美味しい時間である「ボーナスステージ」をやりたかったんですが、余裕の寝坊。
飛び起きたらAM5:30で、うっすら明るい時間帯。
一番いい時間帯を真っ白なシーツの上で腹出しながら過ごしてしまった。
しかし、泣き言を言ってる場合でない。
おかっぱりデイゲームでも、きっちり結果を出さないと「夜だけの人」というレッテルを貼られてしまう可能性がある。
「夜だけの人」って釣りを知らない人が聞いたら夜遊び上手なただのエロい人。
そこだけは避けなくてはならない。
4時間ほど費やしたぜ
とにかく秋のブラックバスは、広範囲に魚が散ります。
いくつか理由はあると思うんです。
が、それを考えることで釣果へと結び付けるというアプローチをしてみましょう。
それを皆さんに見ていただいて、皆さんの釣果も伸ばす。
あるいは「こんな考え方もある」という知識にしてもらう。
見に来ていただいた皆さんのためにもなるし、ykの男前も上るってモンです。
Win-Winってやつです。
ベイトへ依存
晩春から夏にかけて、ブラックバスの食性は「ベイトフィッシュ」→「甲殻類」へ変わると思います。
わざわざ追いかける必要があるベイトフィッシュに比べ、甲殻類はボトムで拾い食いが出来ます。
水温が上ってくると甲殻類が次々と姿を現し、ボトムの釣りが強くなりますね。
で、晩夏から秋にかけて水温が下がってくるので甲殻類が減り、ブラックバスの意識はベイトフィッシュへと移っていくと考えられます。
そのため、ベイトフィッシュをイミテートしたルアーが強くなりますが、いわゆる巻きの釣りですね。
これはガッツリ仮説です(笑)
信じるかどうかはあなた次第です。うへへ。
ベイトフィッシュの動きを、風、水流、地形などから予測し、釣り人もベイトフィッシュに依存していくように出来れば、かなり素晴らしい釣果が期待できるでしょう。
障害物
琵琶湖南湖で言えば、ウィードがキーです。
秋になるとウィードが抜けて減ります。
これは「台風が多い年ほど」その傾向が強いように思います。
ウィードが減ると今までウィードに隠れて太陽光を嫌ってた夏のブラックバスは、沖に出るヤツと岸際に寄るやつに別れます。
岸寄りしたヤツを釣るのがおかっぱりですが、岸寄りしたヤツらは、エサを食うタイミングでオープンに出てくるイメージですね。
ここでベイトがリンクするとボコボコになったりします。
ストラクチャー(障害物)を釣るという格言があるほど、障害物を意識して釣っていくのがバス釣りです。
普段から岸寄りしたブラックバスがどういったところへ着くのかを意識してると、その普段から押さえてる場所をランガンするだけで一日の釣りが成り立ったりします。
水質と水温
水温の上下を嫌う性質を持ってるのがブラックバスです。
というか多くの変温動物が持ってる性質じゃないでしょうか。
で、水質(ペーハー)も魚の活性に大きく関わります。
秋は天候が落ち着かないことが多いので、水温変化の少ない場所、水質がいい場所を考える必要があるでしょう。
一般的に、秋になると「ターンオーバー」という現象が起きます。
夜、気温が下がると水面にある水が一気に冷やされます。
冷やされた水は重たくなります。
冷やされた重たい水がボトムまで降りてくると、ボトムにあった暖かい水は逃げ場が無くなり、水面に向かって上昇します。
その時、ボトムに堆積した泥なども巻き上げる為、水質が一気に悪くなり魚の活性もつられて一気に下がります。
このターンオーバーはある程度の水深がある場所で起こるといわれており、琵琶湖では南湖は浅くて流れがあるのでターンオーバーは起こらず、北湖の深場が隣接する岸際の流れがないところ(ワンドなど)で起こるらしいです。
しかし北湖の水は南湖に流れてくるので、つられて南湖の水も悪くなるので「ボディーウォーターラインがダメになる」とか言われますね。
なので、北湖から流れてる水からプロテクトされるような場所が、この時期から強くなりますね。
ただし、小さいのも大きいのも沖からシャローへ入ってくるので釣れる魚を選べない現象となります。
いざシャローへ
今日はシャローオンリー。
雨が降ったり止んだりでローライトコンディション。
岸際、カバー、アシ、岩、オーバーハング。
言葉を聞くと美味しそうなワードだらけですが、そんなとこだけ絞って釣っていく感じ。
ラバージグでも打ち込んでガッツンやりたいところを、あえて巻く。
カバークランキングってヤツ。
イヴォーク2.0ピンクバックを全開早巻きで当てていくっていう、どちらかといえばリアクションによせた釣りです。
4時間ほど、あちこち歩き回ってノーバイト。
The パーフェクションシランプリ。
ベイトと僕がリンクできてない証拠。
このままでは「夜だけの人」になってしまう(笑)
自分の考えが正しいことを信じて巻きまくり。
アシが絡むような激浅なシチュエーション。
アシとアシの間を全開高速巻きで通してくると、水面が「モワン」と盛り上がり、ガツンと押さえ込まれるようなバイト。
そのまま冷静に巻き合わせ。
ラインがギュギュギューと水を切りながら左へ左へ走っていく。
たまらんばい。(たまらんばい永野さん、すみません)
めっちゃデカいのやっちゃったか?と勘違いするほど恐ろしく引く(笑)
45くらいでした。
リアフック一本で、身切れ寸前ギリギリくらいです。
アクシデントっていうか、、
明るい時間で1本獲ってウハウハになりながらアシ際を次々と通していく。
今までに通いつめて何度も通してるアシとアシの間。
「グン」と何かが引っかかる。
アシの1本や2本ならフロロ20LBなので負けません。
が、引っかかったルアーを取るためにラインを持ってグーッと引っ張ると、「ギギッ、ギギッ」と少し動く。
ラインにルアーが巻かれてしまいました。
誰かがルアーを引っ掛けて、そのまま手元で切ったんでしょう。
また一つ、ハードルアーで攻めれるポイントが死にました。
ラインを水の中に残さないで下さい。
ルアーが引っ掛かるのは釣りをしてたら避けられません。が、引っ掛かっても手元でラインを切らないで下さい。
僕はかなりの頻度でハードルアーを投げてるので、あちこちでそのラインが引っ掛かるところを押さえてますが、わざわざ引っ掛かるのわかってて投げません。
次々と通せるラインが減っていきます。
手元でラインを切るのは、おそらく強度の強いラインを切るに当たり「リールの破損を防ぐ為」に手元でラインを切ってるんでしょう。
それなりの知識を持って釣りしてる方が、手元でラインを切るんだと思います。
ラインブレイカーなるものも売ってますので、買って使ってください。
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よほどアホじゃない限り、リールの破損より環境を守ることのほうが大事なのはわかるはずです。
釣りをするだけで環境へのダメージはあります。
少しでも防げるものは防いでください。
2018/1/1から9/15までの戦績。
【60UP】1
【50UP】52
【40UP】113
【40未満】25
【全釣行回数】130
【デコった釣行】24