特定外来生物ブラックバスと小池百合子大臣(2005年当時)@2018年11月22日
どーも。ykです。
仕事の帰り、電車(JR湖西線)が遅れてました。
「強風のため」っといったアナウンスが流れてました。
ということで、帰りが遅くなってしまったわけですが
目をキラキラさせながらブログを見に来てくれるオジサン達の期待を感じ
しかたなく出撃(笑)
短時間釣行です。
僕は体の各部の末端が冷え性なんでしょうか。
余裕でアンダー10℃(外気温が10℃を下回って7℃でした)なので、寒すぎてすぐに手に限界がくるので、そういう意味でも夜釣り長時間は無理っていうね。
で、短時間で短時間で40UPが1本獲れましたので記事にします。
で、それだけでは短い単純な記事になっちゃうので、読者さんから頂いたコメント紹介などをして特定外来生物についてを少し書こうと思います。
行ったエリアと日時
エリアは南湖西岸。
11月22日。
PM22:40~AM23:30まで。
使ったルアー
水温下がったらジャッカルTN。
今回はTN70で。
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カラーはRTエスケープザリガニ。
カーブフォールで「コン」が気持ちいい
現地着は22:40を少し回ったところ。
爆風(笑)
闇夜に映し出された木々は右に左に揺らされて、まるでムーミンに出てくるニョロニョロです。
風裏のシャローに入り、ダメなら少しずつ水深のある方へ移動しながら様子見て1時間程度を過ごそうという計画。
一箇所目。
シャローフラットのウィード絡みからTN70で攻めてみる。
「巻いて簡単に出てくれたら楽だな」ということで、オーソドックスなタダ巻きからスタート。
水が無さすぎて浅い。
巻いてられないので、リフト&フォールへ移行。
10投くらいしたころ。
「ゴン!」
うそやーーん。
おったなぁ~。
釣れる時はこんなもんです。
周りにもたくさんの人がいて、右から左からルアーが飛んでくる(笑)
釣れてる様子はない。
「ま、いるかいないかチェックだけしてランガンしよ」という無欲が、リフト&フォール10投でバスを釣れてきてくれる訳です。
そろそろ、「南湖のカリスマ」とか言われるんじゃないかと心配してます。
その後は終漁予定してる時間まで、何箇所か見て周り、予定通り終漁。
読者さんよりコメントが
去年の11月8日の記事。
→【秋冬】バイブレーションによるリフト&フォール2017年11月8日
変わらずバイブレーションのリフト&フォールしてる記事ですが、「タヌキが出た」といった内容を書いてます。
で写真がこちら。
※撮影した場所はカネカ工場裏
これに対し、読者さんからコメント。
これはタヌキじゃなくてアライグマですね(笑)
知り合いの家の中に入ってきて、飼い猫を襲って腹の肉を食いちぎり、瀕死にさせられました。
凶暴なので皆さん見つけても手を出さないようにしてください。
今現在も、カネカ裏に行けば見かけることがあります。
人間を恐れず近づいてくるので、餌を与える人が居るのかも知れませんね。
やめてくださいね。
で、アライグマって確か「特定外来生物」だったよなぁ?ってことで少しだけ調べてみました。
アライグマ
アライグマはもともと日本に居ない動物です。
ブラックバスと同様に特定外来生物と認定されてます。
被害状況
■生態系に関わる被害
・捕食対象が小哺乳類から魚類・鳥類・両生類・爬虫類・昆虫類、野菜・果実・穀類と非常に幅が広く、北海道ではニホンザリガニやエゾサンショウウオといった固有在来種の捕食が報告されている。
・釧路湿原など、シマフクロウやタンチョウの生息地周辺でもアライグマの姿が確認されており、これら固有在来種への影響が懸念されている。
・アライグマの侵入によりアオサギが集団営巣放棄するなど、他種の繁殖環境への影響が懸念されている。
■農林水産業に関わる被害
・北海道では農作物に対する深刻な被害が報告されている。特にトウモロコシ、飼料、養殖魚、メロン、スイカ、イチゴ などへの食害や、牧草ロールやパックを破壊するなど、農林水産業に影響を与える。
取扱い上の注意
手先が器用なために逸出のおそれあり。狂犬病に罹患している可能性がある。成体には凶暴な個体もある。屎尿のにおいがきつい。北米原産のアライグマにはアライグマ回虫(人獣共通感染症)が寄生している可能性が高い。
※環境省のホームページより抜粋
ということで、「農家さん」にとっても、「他の日本在来種」にとっても、「ペットを飼う人」にとっても迷惑な存在のようです。
可愛らしい風体とは裏腹に、悪者と扱われてるのがよくわかります。
ブラックバス
被害状況
■生態系に関わる被害
・環境省により選定された「日本の重要湿地500」に取り上げられた水域のなかで気候条件や塩分条件などにより定着の可能性が想定される259箇所のうち、少なくとも69箇所(27%)に侵入している。
・京都府深泥池ではオオクチバス等の侵入後に在来魚の種数が減少したり、個体数が激減したりしている。また、在来種の減少により生物相に変化が生じている。
・宮城県鹿島台のため池では、オオクチバスが侵入したあとに、絶滅危惧種のシナイモツゴが確認できなくなっている。また、秋田県の一部のため池ではオオクチバスが個体数や重量で優占し、いくつかの在来魚種の生息が確認できなくなっている。
・ラムサール条約登録湿地の宮城県伊豆沼・内沼では、オオクチバスの侵入・定着後に、希少なゼニタナゴやメダカ、ジュズカケハゼが急減し、いくつかの魚種では全長分布が大型個体に偏るなど、著しい魚類群集構造の変化が確認されている。捕食によるトンボ類への影響も懸念されている。また近年では、その強い捕食圧により生物群集が様々な間接的な影響を受けている可能性も指摘されている。
■農林水産業に関わる被害
・捕食による漁業被害の可能性が示唆されている。
取扱い上の注意
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備考
釣魚として人気種であり、各地で意図的な放流が行なわれてきた可能性も指摘されている。一部の観賞魚店では販売されていた。世界規模で猛威をふるっている侵略種であり、イギリスや韓国では生体の持込が禁止されている。
※環境省のホームページより抜粋
こちらも完全なヒールですね。
この話になると、必ず出てくるあの人
小池百合子都知事。
ググってみればわかりますが、当時、環境大臣であった小池百合子の一声でブラックバスが特定外来生物に認定されたということが、嫌になるほど出てきます。
それらの話題のほとんどが釣り人が取り上げた記事のようです。
だいたいは小池百合子大臣(当時)をボロカス言ってる記事ですが(笑)
それらの記事で書かれてる内容を、知らない人のためにまとめてみます。
一、独断でブラックバスを特定外来生物に認定したのが小池百合子大臣(当時)
二、税金を使う口実の為にブラックバスを「悪者扱い」して駆除対象にした
三、10万通のパブリックコメントをガン無視して強行した
・パブリックコメント(通称パブコメ)とは?
国の行政機関は、政策を実施していくうえで、さまざまな政令や省令などを定めます。これら政令や省令等を決めようとする際に、あらかじめその案を公表し、広く国民の皆様から意見、情報を募集する手続が、パブリックコメント制度(意見公募手続)です。
何が言いたいんか
小池百合子大臣(当時)を攻め立てる記事ではありません。
パブコメ制度が機能してないと嘆く記事でもありません。
心の中を丸出しにして見ましょうか。
釣り人としてはブラックバス駆除が反対です。
アライグマは駆除されてもしょうがないと思ってます。
勝手なもんです。
釣りがしたいからブラックバスは駆除反対、そして興味が無いから悪者とされてるアライグマは駆除されてもいいんじゃない?と思ってる自分がいます。
たぶん、他の釣り人もそうなんじゃないかな?と想像します。(違ったらごめんなさい)
そして、これも想像ですが、釣りやブラックバスに興味のない人からしたら「ブラックバスは悪者だし駆除されていいんじゃない?」って思われてるんだろうなってこと。
まとめ
真実は僕にはわかりませんが、仮に、もし仮にですよ?
「税金を使う口実の為だけに特定外来生物」に指定され、釣りに興味のない人の「ブラックバスは悪者だし駆除されていいんじゃない?」という感情を利用して、「パブリックコメント制度をガン無視した」
ということが真実なのであれば、国民として、同じ日本人として、悲しく思いますし、軽蔑します。
ブラックバスが駆除されるのは、釣り人としては身を切られるように非常に悲しい話です。
が、日本のことや在来種のことを心から想い、国民の総意として受け入れられたものであれば、僕の感情はただのわがままです。
専門家なども「在来種が減ったのはブラックバス、ブルーギルのせい」という結論を出してるなら、それが嘘ではなく正解であることを望みます。
正解じゃなかったら専門家すらただの損得で動いたことになってしまうのでね。
意見は皆さんもお持ちでしょうが、特定外来生物に指定されたブラックバスへの僕の意見です。
2020年問題までもあと少しですね。
わからない人は 2020年問題 ブラックバス などでググッてみてください。
2018/1/1から11/22までの戦績。
【60UP】1
【50UP】54
【40UP】132
【40未満】32
【全釣行回数】148
【デコった釣行】25