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バスが釣れない人が読むべき、七つの約束ごと【初心者向け】

   

 

どーも。ykです。

間もなく春のバス釣りシーズンが到来します。

もうすぐ、寒くて釣れない日々が終わります。

 

今回の記事は初心者向けに書いた、釣りの基本となるべきことをykなりに考えた記事です。

ぜひこの記事を読んで、バス釣りを楽しんでください。

 

この記事に書かれてることを意識したからと言って、「必ず釣れる!」とは言いませんが、魚を疑似餌で騙すルアーフィッシングですので、「意識して釣りをする」のと「考えないで釣りする」とでは、雲泥の差がでると思います。

また、ブログ主のykは夜釣りが多いアングラーですが、デイゲーム主体の方にも読んでもらうことを意識し、万人向けになるような記事となるよう努力してます。

 

 

この記事に合わせて読んでほしい記事

【苦手な方は必見!】クランクベイトの使い方・釣り方・考え方

【巻くルアーは苦手?】バイブレーション(リップレスクランクベイト)の使い方(釣り方・考え方)

 

一、暗いうちからフィールドに立つ

朝一番、「あそこが釣れそうだな」と考えてモンモンとして、なかなか寝付けない。

釣り人であれば、誰でも経験あることと思われます。

僕はいまだにこれが原因で寝坊しますが、どうしてもバスが釣りたかったら、暗いうちからフィールドに立つことは絶対に外せないところですね。

 

夜釣りにだってこの逆パターンはあり、明るいうちからフィールドに立つことは、外せないでしょう(仕事の都合などありますので普通の人は無理なんですが)。

 

自分の頭を振り絞って一級ポイントを割り出し、誰よりも早起きして暗いうちからフィールドに立ち、ルアーを投げ込むことが一番の釣果への近道に思います。

 

二、見られてることを意識する

暗いうちからフィールドへ立つとなると、ヘッドライトなどが必要ですね。

このヘッドライトが曲者(くせもの)で、点けっ放しで釣りしてると人間の存在をバスにアピールすることになっちゃうわけです。
なので、バスから見られてることを意識する必要があるわけです。

 

朝マヅメ、夕マヅメの時間帯は「暗さ」がバスの視界を奪います。

魚には側線(魚の耳のようなもの)があり、暗い時間や濁った水の中では振動などを感じ、目の代わりにして行動してます。
この行動には餌を食うことも含まれますし、危険回避も含まれます。

 

岸際でライトを点け、ギャーギャー騒いでる方がいるとしたら、バスに「ここに人間がいます」と教えているようなもの。
※暗い中の行動には十分な安全を確保してください
※ライト消せ!と言ってるわけではなく、ライトを最小限にしてバスから気づかれない努力が必要と言う意味です

 

バスにとって、危険回避とは何か?と考えると、それは陸上にいる生物から身を守ることです。

 

見られてることを意識するとは、そういうことです。

 

釣りをする前から、バスにこちらの存在をアピールしてプレッシャーをかけると釣りの難易度が跳ね上がります。

難しい釣りが大好きなM体質なら問題ありませんが、この記事を見に来たということは、魚が釣りたくて見に来たと思います。

ライトの明かりや、陸上で発する声、歩くときの振動や、水に落ちる自分の影など、気にしだしたらキリがなく、面倒くさいことばかりですが、釣りが上手くてたくさんの魚を釣ってる人ほど「面倒くさい」ことを丁寧にやってます。

 

三、キャスト数を増やす

一、二、と読み進めて頂いたらある程度わかってくると思うんですが、バス釣りはいろいろなことを考えて釣れる確率を上げることが大事なのです。

で、その確立を上げるために釣り人側が出来ることの最大級の行為がキャストです。

いろんな条件が絡んできますが、何回キャストできるかがキーとなります。

上で「いろんな条件」というのが出てきたので一応書きます。

キャスト→回収が早いからと言って、バイブレーションのような効率のいいルアーだけを投げまくるとたくさん釣れるかっていうと、そういうことを言いたいわけではありません。

例えば、琵琶湖のようなウィードレイクで、そもそも効率がいいバイブレーションの釣りを、さらに効率を上げようと思ったら、ウィードがいちいち引っかかってこないようにトレブルフックをダブルフックに交換したり、フックサイズを小さくしたり。

ワームの釣りでは、ゆっくり止めて誘うことが多いので効率が悪くなりがちですが、フックにブラシガードを付けてウィードを拾わないように工夫したり、ピンスポットを見つけて、そこだけネチネチ誘って、ピンを過ぎたらルアーを即回収し、すぐに次のキャストにつなげたり。

いろんな条件(使うルアー)に合わせて工夫することでキャスト数を大幅に増やし、効率よく釣りをすることができるという話です。

 

あまり魚をたくさん釣れない人はこのキャスト数が圧倒的に少なすぎると思います。

 

僕は基本的にプラグしか投げません。

キャストから回収が早いからという理由も大きくありますが、ワームの釣りではチギれて飛んでいってしまったワームはただのゴミであるという考えがあるからです。

琵琶湖をあまり汚したくないなと気遣ってるわけですが、プラグオンリーになりすぎて冬にはホント釣れないよ~!という現象に見舞われてます。

これは釣りに対するスタイルの問題ですので、皆さんもご自身のスタイルを見つけてください。

 

四、すべてのキャストに可能性がある

釣りに行って「ぜんぜん釣れないなぁ~」とキャスト練習の場になってしまい、オーバーハングの下にスキッピング!みたいになったことないですかね。

僕はあります。

で、そういうときに限ってデカい魚がバイトしてきて、びっくりしてフッキングが甘くフックオフとか。

そんなことが僕にもよくありました。

 

すべてのキャストに可能性があり無駄なキャストはありません。

全身全霊で水の中に落ちたルアーに集中して釣りに望んでください。

 

五、水の動き(流れる方向)を意識する

僕は琵琶湖のバサーなので、琵琶湖の話をします。

北湖にせよ、南湖にせよ、基本的に琵琶湖の水は北から南へ流れていきます。

琵琶湖に流れてくるインレット(流入河川)は何百もあるそうで、そのインレットからの流れる水の多さや、そのとき吹いてる風でも琵琶湖内の水の動きは複雑になります。

地形からできる反転流などもあり、一概に「毎日こっちからこっちへ流れてる」とは言えないのですが、釣り場について、その辺にある落ち葉や枯れ葉を水に浮かべると水面の流れはわかりますね。

風がある時は、この落ち葉作戦は失敗に終わりますが、風がないときにはやってみるべきです。

そして、すべての魚は、この水の流れに対して逆を向く習性があるので魚の目線を意識したトレースコースを考える必要が出てきます。

水中に何かしらのストラクチャーがあるとして、そこにバスが着いてると想像してみてください。

水の流れる方向がわかってると魚がどっちを向いてるかがわかるので、ルアーをどこに投げてトレースコースを作ればいいかがわかります。

このルアーのトレースコースを、地形を意識しながら考え始めると釣りが楽しくなると思います。

 

そして魚を釣る上で大事なことを一つ書くと、普段の流れが「右から左」の場所で、風が逆の「左から右」の場合、魚が一切反応しない時があります。

そういう風のときのために「普段どう水が動いてるか」をあちこちのポイントで把握して、その日の風向きと合わせてポイント選びを考えてみてください。

釣果に影響します。

 

六、ストラクチャーを釣る

バス釣りの格言にストラクチャーを釣ると言うものがあります。

これも初心者の方ほど、おざなりになりがちなところじゃないでしょうかね。

僕も初心者ですけどね。

地形(ボトム)の変化が既にわかってるのであれば、水中に沈むストラクチャーを釣っていけるので最高なんですが、今まで意識せず釣りしてきた方であれば、いきなりは無理ですね。

ってことで、地形変化的なストラクチャーは無理なので、目に見えるストラクチャーを打ってみましょう。

 

木で影になってるカバー、突き出した桟橋、水から頭が出てる岩。

ただし目に見えるストラクチャーで、おかっぱりから届く範囲は攻められまくってます。

一箇所、二箇所を打ってダメだと諦める訳ではなく、ランガンしましょう。

カバーやストラクチャーを攻める上で効率がいいルアーはクランクベイトとスピナーベイト、そしてワーム系でいくならラバージグやテキサスリグです。

すべてバス釣りの代表的ルアーやリグですね。

クランクやスピナベで釣ったことがあまりないと言う人はそもそもこういう釣りをしてないんじゃないかと思われます。

クランクやスピナベを闇雲に投げてゴリゴリ巻いて「クランクないね!」とか「スピナベも食わんわ!」って事になってないですか?

その釣りに、地形変化や目に見えるストラクチャーやカバーをからめて釣りをすると一気に世界観が変わると思います。

キャスト精度の大事さや、カバーに対して使うラインについてなどいろいろ見えてくるものがあるので意識してストラクチャーを釣るようにしてみて下さい。

 

七、こだわりを捨てて柔軟な考え方を持つ

一~六まででたくさんの事を書きました。
「こだわりを捨てて」なんて書いたら「いやいや、一~六は何だったん?」となる方も多いと思います。

七で言うこだわりを捨てて柔軟な考え方を持つことについて、ここで言いたい「こだわり」について誤解されないよう簡潔に書きましょう。

 

「この場所で、この釣り方で釣れた」という経験は、時として足を引っ張ります。

その釣れた手法が正解のパターンであれば、コンスタントに釣れたりするんですが、たまたまデカいのが釣れた!みたいなのが一番ヤバイです。

思い出に引っ張られすぎて、そればかりやっちゃうってことですね。

 

釣れた思い出は強烈に頭に残り、釣れなかった事は「なかったこと」にして記憶のかなたへ追いやってしまうのが釣り人のエゴです。

釣れなかった時のことほど記憶に留め、なぜ釣れなかったかを考え、新しいことを取り入れる柔軟さが大事です。

 

あとがき

さてさて、いかがでしたでしょうか。

僕もプロではないですし、プロに比べたら経験も知識もありません。

 

が、魚釣りが大好きで毎晩のように琵琶湖へ通い、いろいろなことを考え、いろいろなことを感じて釣りをして、そこそこのバスを釣ってます。

2017年は50UPが70本くらい、50以下は300本以上、釣行回数は200回以上となってます。
この1年で得た経験は膨大であり、ここに書いたことはそのほんの一部です。

皆さんのこれからの釣りに少しでも役立てば幸いです。

 

 

 - バス釣りテクニック

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