リールの巻き方でバイト数が倍増する@2019年2月7
どーも。自称:南湖のカリスマことykです。
年間で最も暑いハイシーズンのスポーニングが、間近に迫ってます。
まあ僕はあまり得意ではないのですが、とにかく大きなバスが釣れますね。
プリの高活性な状態では横への反応がよくなるシーズンでもあり、今回はルドラで釣れたので調子に乗って「巻き方」についてを少し書きます。
巻くルアーばかりを投げてるんですが、だからといって過信せず自分なりに「魚からのバイトを増やすにはどうすべきか」ということを日々考えてます。
各場所に合わせたルアーチョイスも大事ですが、スポーニングを控えてピリピリするバスは適当に巻いてたら釣れません。
普段、どういったことへ気を配ってるかを書いていきます。
行ったエリアと日時
エリアは南湖西岸。
2月7日。
22:00~23:30まで。
使ったルアー
O.S.Pルドラ130SP。
カラーは愛してやまないHMセクシーシャッド。
オー・エス・ピー ルドラ 130F HM21(HMセクシーシャッド)
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まずは今日の釣りから
現地に行った時点で、すでに風が出てました。
ツイッターなどのSNSを確認したら「凪た状態から遅めの時間になってきて吹いてきた」といったことを言ってる方もチラホラいたので、僕が現場に行ったあたりで吹きはじめくらいだったのかもしれません。
凪てた状態だったことを知らんかったので、とりあえず風裏を探して入釣。
ルドラ1本勝負です。
選んだ場所がまあまあ浅いので、ルドラのフルキャストからリーリングのストップ&ゴーではボトムを触ってしまう。
フルキャストの60%くらいの距離に抑えて扇状に打って巻いていく。
最初は暗いので気づかなかったんですが、カンムリカイツブリが右に左にと忙しくダイブを繰り返してる。
ワカサギとかがいるんでしょうかね?
ベイトの招待がなんなのかわかりませんが、繰り返すダイブを見てると岸から25m程度離れたラインを行ったり来たりしてる。
そのライン、地形変化は無いが実は枯れたウィードが帯状に残ってるところ。
たぶんベイトの群れがウィードの帯を行ったり来たりしてるのにつられてカイツブリも行ったり来たりしてんじゃないだろうか。
なら、バスだっているはず。
何度も投げて巻いてるが、バイトが取れない。
レンジやスピードをキャストごとに変えてやるもパーフェクションシランプリ。
絶対いるはずなんだけど口を使う感じじゃないので、1時間ほどで見切りをつけて小移動。
移動先には先行者のサギ(笑)
足元をジッと見つめてゾーンに入ってる様子。
集中してらっしゃったので申し訳ないなとは思ったが、こちらもジッとサギを見つめてたら飛び立って譲ってくれました。
サギって飛んだ後、「ギャーギャー」と文句言って飛んでいくよね(笑)
サギ先輩はホゲったのだろうか。
そんなことを考えながらサギ先輩が立っていたあたりの岸際を重点的に巻いてみる。
岸際の待ち伏せ系を獲る釣りなので、早巻きのストップ&ゴー。
ストップは5秒、リーリング5回転。
そして「もうすぐピックアップだな」くらいルアーが足元まで近づいたところでストップではなく早巻き中に「ガッツン」とバイト。
あまり大きくないが待ち伏せてたんでしょうか。
ど真ん中ストライクでハーモニカです。
40ちょっとくらいすね。
ホゲってしまったであろうサギ先輩の仇をとりましたわ。
ルアーのリーリング
さて、ようやくタイトルの「リールの巻き方でバイト数が倍増する」が登場です。
長らくお待たせしました。
まあ引っ張っておいて言いにくいのですが、基本中の基本ですので「いまさら」とか言って叩かないように。
ようするに巻きの基本は「一定スピード」と「安定」です。
大事なことなので太字にしました。
赤字にしましょうか。
巻きの基本は「一定スピード」と「安定」
どれだけ一定で巻いてこれるか。
ルアーがどれだけ安定して泳ぐか。
巻きのルアーはこれにつきます。
「あれ?リーリングジャークとか、岩に当ててリアクションとか、いつも言ってんじゃん!」と思われる方もいらっしゃるでしょう。
その通り!
リーリングジャークのせよ、岩に当ててイレギュラーに動かすにせよ、「一定スピード」と「安定」があるから崩したときが効くんです。
崩しっぱなしだとバイトチャンスは無です。
ムです。
で、僕がいつも「一定スピード」と「安定」を出すために心がけてることを言います。
皆さんはルアーを動かすためにリールを巻くとき、どこを見ますか?
一度、巻くときに巻く側の手を見てみてください。
僕は左ハンドルなので左手を見ます。
上から下へ、下から上へと回す運動をするんですが、「上から下へ」が早くないですか?
僕が不器用で上下を同じスピードにできないだけかもしれません(笑)
上から下へと回すとき、力が入りやすく動かしやすいので、無意識で巻いてると僕は早くなってしまいます。
ハンドル1回転あたり半分ずつでスピードが変わるというのは巻物ルアーでは命取り。
「一定スピード」と「安定」はことごとく出来てない状態になります。
これが、手を見ながら巻くと不思議と一定で巻けるんですよね。
「周りを一切見ずに手だけみてる」というフェチ的な領域の話ではないのですが、ここでバイトを出したいな、みたいな勝負のときは初心に帰って手を見てます。
適当に広範囲に探っていこうみたいな時はあちこち観察することもしますが、定期的に手を見てます。
そして巻きだけでは出せないルアーの泳ぎの「安定」。
これは巻くときの「ロッドの上下」です。
僕が今使ってるロッドはゾディアスの最長ロッドである176MH-Gというモデル。
カーボンとグラスのコンポジットロッドですが、リールシートから竿尻までが超長いです。
巻くときは必ず脇に挟んでます。
どんなに丁寧に巻いてもロッドの先っちょって上下しますよね(笑)
「ロッドの上下」を最小限にして巻きたいために竿尻を脇に挟んで固定し、リールはスリーフィンガーでガッツリとパーミングしてます。
キャスト時はワンフィンガー、巻くときに持ち替えてスリーフィンガーでパーミングです。
ガッチリ固定して手を見ながら巻いてるわけです。
まとめ
僕が普段考えてること(周りから見ただけではわからないこと)を詳細に書いてみました。
ただの変態でしかないっていう結末になりましたね(笑)
しかし、コンスタントに釣る人の多くが「変態的な執着を持って大事にしてることがある」と感じます。
僕の友人には「釣りに出発するときは助手席から乗り込み運転席へ座って出発する」という意味不明なゲン担ぎを大事にするやつもいます(笑)
釣り関係ないし、と馬鹿にするんですがよく魚を釣る友人です。
皆さんもギャンギャンに尖った(とがった)こだわりを持ってみてはいかがでしょうか。
もう一つ言うと「ゴミ拾うと釣れる説」もあると思ってます(笑)
2019/1/1から2/7までの戦績。
【60UP】0
【50UP】2
【40UP】7
【40未満】0
【全釣行回数】8
【デコった釣行】1