デコったので生物多様性の保全を少しだけ語る@2019年2月17日
どーも。ykです。
副鼻腔炎という訳のわからん病気を患ってしまい、謎のデコ痛でヘッドライトを頭につけてられない状態だったので、しばらく釣りをしてませんでした。
薬を真面目に飲んで完治したっぽいので出撃。
間をあけて釣りに行くといつも思うけど、週一で釣りに行くバサーの方々って厳しいよね。
真っ暗の中をライトなしで歩いてるのと似てる。
見えないのに探すのが大変。
しばらく釣りに行かず、いろんなことがわからなくなったんで、とりあえずシャローでイケイケになってるやつに当たらんかなと、シャローに狙いを絞ってTDバイブとルドラを4時間近くヘビーローテーション。
あっさりデコりました。
まだシャローの魚は早いかもしれん、ということがわかった(笑)
ということで、最近僕が気になってる「生物多様性の保全」についてを書こうと思います。
行ったエリアと日時
エリアは南湖西岸。
2月17日。
21:00~24:30まで。
使ったルアー
TDバイブレーション スティーズカスタム65S-S。
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O.S.Pルドラ130SP。
カラーは愛してやまないHMセクシーシャッド。
オー・エス・ピー ルドラ 130F HM21(HMセクシーシャッド)
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今日の釣りを簡単に
数日という時間をあけてしまったので、琵琶湖の状況がわからない。
時期的にはそろそろプリスポーンを意識するべきでしょうってことで、シャローレンジや岸際の変化を中心に釣っていく。
4時間近くノーバイト。
バイブレーションであの手この手。
ルドラであの手この手。
もうね、あっさりパーフェクションシランプリ。
人がたくさんいて打てないところもありましたが、ゴミだけ拾ってデコって終了。
生物多様性の保全
なぜいま「生物多様性の保全」を語るのか。
それは、デコったからである(笑)
デコった記事ほど見て欲しいというM体質ということではありません。
見に来て頂いた方に少しでもタメになって欲しいという願望です。
さて、「生物多様性の保全」という言葉は、バス釣りをする人にとっては切っても切れない言葉だったりします。
が、しかし、バサーのほとんどの人はこの言葉を知りません。たぶん。
ここ最近まで僕は全然知りませんでした。
SNSにはいろんな分野の人たちがいて、いろんな話題について話されてます。
で、ときおり「バス釣りが大好きでブラックバス駆除を反対する人」と「在来種を守っていきたい人」とが衝突してることがあるんです。
僕は「在来種を守っていきたい人」がどういった考え方なのか?ということが知りたくて、魚だけじゃなくいろいろなジャンルの専門的な知識を持つ人たちのプロフィールを見に行くわけです。
いつもそこで感じてしまう違和感。
まずバス釣りをする人たちなら以下のような考え方や意見が多いんです。
・ブラックバスを駆除すると今現在安定してる生態系が壊れる
・ブラックバスを悪者にすることによって政治家が正義を気取り税金を無駄に使う事業を作っている
・外来種はブラックバスだけじゃないのに他の外来種はほったらかし
・外来種が主な原因ではなく、環境破壊が原因で在来種が減少してる
僕もバサーです。
バス釣りを先にやってた先輩たちからも上記のようなことを教わり僕もそう思ってました。
しかし在来種を守っていきたい人たちは違った考えです
・外来種の中でも他の生物へ大きな影響を出す外来種が駆除対象であり、大きな要因は食害である
・環境破壊が原因で在来種が減少してる面ももちろんあるが、食害が無いわけではない
・食害だけではなくDNA汚染(混血による)といった問題もある
・そもそも在来種を守るという以前に大きな前提として「生物多様性の保全」がある
バス釣りして、仲間と話してるだけではわからない言葉がポンポン出てきますね。
そして、外来種の駆除や在来種の保護、乱獲を避けるための取り決めなどには「生物多様性の保全」という言葉がついてます。
ここを知るのが、どうやら違和感を知る近道な気がしますね。
僕の個人的な見解というか感じたこと。
ニュースを見て、釣り人同士で話をして、そんな中から得た知識だけで国や専門家の方々に対して「ブラックバス駆除反対」って言っちゃうバサー(僕もそうでしたが)は、その道の研究者の人たちからしてみたら「生物多様性の保全」の考え方から教えなくてはいけなくて、話し合いにならんと感じてるようです。
バス釣りを知らない人から「食えない魚を釣って何がいいの?」と言われるのと、僕らバサーも面倒くさくて適当に濁して話をするのと似てるかなと。
そうなりたくないなと思い、少しだけですが「生物多様性の保全」というのを調べてみました。
誰のためにある?
「生物多様性の保全」は誰のためにあるのか。
あちこちインターネットで調べると必ず書いてあるのは「地球で生きる人類のため」という言葉が出てきます。
われわれ人類が生きていくということは、ありとあらゆる資源を使っていくことが必要になります。
地球上にはたくさんの生物がいますが、ここ最近の100年の間に恐ろしいスピードでたくさんの種が絶滅していってるそうです。
環境破壊もあるでしょうし、乱獲もあるでしょう。外来種の食害もあるようです。
人類全員が「絶滅したって俺には関係ないじゃん」と言ってたら、近い将来に資源不足で困っちゃうってことなので「生物多様性の保全」という考えが生まれたようです。
ブラックバスの駆除もこの一環で「生物多様性の保全」のため、もっと言うと地球に生きる人類のためのに「駆除しなくてはいけない」という考えになってるので特定外来生物に指定されたそうです。
駆除を反対するなら
ブラックバスだけじゃないですが、いろんな種類の外来種の駆除には国から助成金が出てます。
これは「生物多様性の保全」の観点から考えられてるので「日本古来からいる在来種を保護したい」という人情的な考えや「自然を愛するがゆえに外来種を駆除する」という考えではありません。
「地球で生きる人類のため」であり、資源の話しとなりますので我々の生活や食事に結果的には関わってくることのようです。
なので、もし反対するのであれば、「生物多様性の保全」ということを勉強する必要があるようです。
水辺を毎日のように見る「釣り人」として感じてることも大事ですが、「生物多様性の保全」という考え方へアプローチし、生物多様性の保全に影響がないよ!という誰が見ても明らかな根拠を示して反対しないと無理みたいです。
ちなみに今の僕の考え方では「国が行っている駆除に関しては疑問点はあるが賛成」です。
ただ一点、「釣り人へ義務付けてるリリース禁止」は反対です。
釣った魚に関して、その処理は釣り人に委ねられるべきと思います。
考え方はいろいろあります。
釣り人は魚を傷つけながら釣りを楽しみます。わかった上で傷つけ最大限の感謝と思いやりでリリースをするという考え方です。これも一つの考え方です。
そして命の大切さを知るために釣った魚を食べる。これも一つの考え方です。
いろんな考え方がありますが、前提が「釣った魚は釣り人に委ねられるべき」と思ってます。
まあ現時点で思ってることなので、もしかしたら「生物多様性の保全」をこれからも深く学んでいったら、考えが180度かわるかもしれません。
僕が言うリリース禁止反対も、わからないから感じるままに反対してる、という釣り人特有のわがままかもしれません。
この「かもしれない」は大事にして、少しずつ学んでいきたいなと思ってます。
まとめ
ほんと申し訳ありませんでした。
釣れなかったので「生物多様性の保全」という最近知った言葉を調べられた範囲で書きました。
ここで書いたことは専門家の人からしたら鼻で笑われるレベルの内容と思われますが、「生物多様性の保全」の入り口だと思います。
おそらくその入り口を入ると中は広く深い世界と思われます。
人間が考えることなので、いろんな意見が入り混じり、一筋縄ではいかないなと感じてます。
また、僕が勝手に感じたことですが、生物を好きな人が専門家となってることがほとんどで、外来種を悪者にしたり、あるいは在来種を正義にしたり、そういうことではないようです。
どちらかと言うと駆除することに苦悩され、正しいことが何なのかを知るために専門家となった、という印象を受けました。
バスフィッシングの未来を考え、どういう方向に向かうべきか、たくさんの知らないことを知り、考えていかなきゃダメなのかなと思います。
2019/1/1から2/17までの戦績。
【60UP】0
【50UP】2
【40UP】7
【40未満】0
【全釣行回数】8
【デコった釣行】2