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ルアーの泳ぐレンジコントロールにナイロンライン選択@2019年2月24日

   

どーも。ykです。

ルアーの泳ぐレンジをコントロールするということは、ルアーフィッシングでは基本中の基本であることは周知の事実ですよね。

ボトムをゴリゴリ触りながら巻くとか、トップでコチョコチョするとか、上限or下限なら非常に簡単ですけど、中層となるとなかなか難しい。

特に南湖でのおかっぱりの釣りの場合、「ボトムを触りすぎるなぁ」とか「もうちょい上を通したいな」と思うことが多々ありませんでしょうか。

僕は特にここ近年、ボトムにノリ?(ご飯ですよ)みたいなのが堆積してて、フックがそれを拾ってしまい、ルアーの動きの妨げになることにストレスを感じながら巻いてます。

今日はバイブレーションとナイロンラインのレンジコントロールについて書きます。

 

 

ナイロンラインは基本的に水とほぼ変わらない比重なため、「放っておいたら沈んでいく」ということがほとんどなく水中に漂います。

ルアーの方は沈むものや浮くもの、沈むも浮くもなく止まるものなど様々ですが、そのナイロンラインの特性を理解して使うと、おかっぱりでは有利になることが多くあり、フロロのように沈んでいってしまうラインに比べてゆっくり巻いてレンジのコントロールができるので冬におススメできるラインと思います。

 

行ったエリアと日時

エリアは南湖西岸。

2月24日。

PM22:00~AM2:00まで。

 

使ったルアー

バイブレーションXウルトラ サイレント。

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泳ぐレンジの違い

おそらくですが、ほとんどのバサーがフロロを使って釣りをしてることと思います。

それは何度も使える耐久性と、伸びの少ない感度が重視されるからと思います。

 

さてそれぞれのラインの違いですが、まずルアーをフルキャストして50mのラインが放出されたと仮定します。

リールから出たラインのほとんどは空気中には浮かないので(笑)水に着きます。

フロロにせよナイロンにせよ、ここまでは一緒で最初のうちは表面張力でどちらのラインも水面に浮きますが、ここからさき、フロロラインは水より重たいので水の抵抗を受けながらも少しずつ沈んでいきます。

ルアーは潜るか浮くかのアクションをしますが、ラインに引っ張られながら泳ぐため、水中のラインが通ってるところをトレースするように泳ぎます。

そのためフロロラインでは、ラインが沈む分、自身が思ってるより下のレンジを通ってきます。

これ事態は別に悪いことではないんですが、例えばビッグベイトのような高級ルアーを投げるならナイロン選択がいいでしょう。

なぜならトロトロにゆっくり巻いてたとしたら、フロロラインはまず沈みますので、ラインがボトムへ着底してしまい、ビッグベイトはそのラインをトレースしてボトムをゴリゴリと巻くことになります。

ビッグベイトでボトムを釣るとか、沖まで取りにいけないような、おかっぱりの釣りでは怖すぎですね。

 

逆にナイロンラインの多くは水とほぼ同じくらいの比重なので、表面張力で水面に浮いた後、沈まずに水中に漂います。

サスペンドするといったほうがいいかもしれません。

サスペンドよりもぜんぜん上を通ってくることになります。

で、クランクベイトやバイブレーションのように「沈もう」とするルアーを使う場合、ラインによって上に引っ張られ(厳密に言えば上に引っ張られてるわけではないんですが、フロロに比べてって意味ね)、ルアーは下へ向かおうとするというように、上下への逆の力が発生します。

そこに巻く力も発生するので「ルアーは浮き傾向になる」という状態になりますね。

僕の中で思ってることがあるんですが、実は巻物系ルアーで「この上下への引っ張り合い」をしてる状態のルアーのアクションが一番釣れるんじゃないか?という仮説を持ってます。

足元まで来たルアーを回収するときに「ドン!」と出ちゃうあれと似た効果をキャストから回収までずっと続けることができるのがナイロンラインか?と思ってます。

 

ただ、冒頭で少し書きましたが「耐久性」ではやっぱりフロロのほうに分があります。

ナイロンラインは(特殊な加工をしてなければ)基本的に水を吸うと言われてます。

紫外線にも弱いとされてまして、耐久性に難があるんです。

何度も何度も巻き変えてたらナイロンラインで借金ができるんじゃないでしょうか(笑)

僕は冬に「バイブレーションをゆっくり巻いてレンジをキープしたい」と思ってる人なので、2~4月くらいだけナイロンを巻く事が多いです。

そこにちょうどよく「ルドラ130SP」の釣りが絡んできます。

サスペンド系のルアーを投げるならナイロンがいいと思います。

伸びがあるので細いラインは使えたもんじゃありません。最低が16LBと思います。

 

バイブレーションXウルトラ(サイレント)との相性

2mレンジの場所でバイブレーションXウルトラのサイレントを選択。

バイブレーションXウルトラ(サイレント)の低重心に固定されたウェイトから発生するハイピッチなロールアクションと、ナイロンラインの相性がヤバイデス。

他のルアーでもある程度できますが、ウルトラのサイレントが一番です。

これがまたラトルが入ってしまうとちょっと勝手が違ってきます。

まず、サイレントモデルが5/8oz(17.4g)

で、ラトルインモデルが11/16oz(19.2g)

1/16oz(1.6g)の重量差があり、それがラトル分の重さのようです。

重量増した分だけルアーのアクションがかったるくなってるんですね。

サイレントとラトルインの違いだけで「違うルアー」と認識してしまうほど違うと感じます。

 

ということで、これだけ語ったら釣らにゃいかん(笑)

ひたすらにフルキャスト→着底→ゆっくりゆっくり巻いてくる、これを22:00から4時間。

2月も終わりに近づいてますが、まだまだ冬の気温と水温。

坊主で終わる人も多いでしょう。簡単にパッコーンとはいきません。

何か皆さんにシェアできるネタが欲しい、その一心でロッドを振り回します。

ちなみにルドラを投げてないのは、キンッと冷えると少しルドラが弱くなるんですね。

まあユスリカの出具合とかにも左右されますが、冷えたらバイブ、暖かいなと思ったらルドラという選択をしてます。

 

AM2:00 アラームが鳴る。

一応、社会人として僕の体力的に普通に仕事をこなせる余力を残せるタイムリミットがAM2:00。

それ以上はちょっと、、、という感じなので帰ろうかなとフルキャストしてカーブフォール。

アラームを止めるためスマホを取り出そうとするとフォール中に「ツツツツン」。

 

なんでやねん、巻いて出ろや(笑)

しかも丸飲みっていう。

 

まとめ

さんざん語りに語りましたが、ラインもルアーもあまり関係なく、フォール落ちパク。

そういう落ち的なのは求めてないねん(笑)

2時までかかって何をしとるんだ俺は。

 

2019/1/1から2/24までの戦績。
【60UP】0
【50UP】2
【40UP】10
【40未満】0
【全釣行回数】13
【デコった釣行】3

 

 - 釣行記2019年2月

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