*

【バス釣り】ルアーをキャストする前に考えること(どこへ投げる?)

   

 

どーも。ykです。

ルアーをキャストする前に、皆さんはどういったことを考えて投げてるでしょうか。

 

釣れてくれ!頼むぜベイベー!と、力の限り、飛ばせる限り、闇雲にキャストを繰り返してないでしょうか。

 

 

ここから書く「ルアーをキャストする前に考える5つのこと」は、「マイウォーター」と「水中の地形の理解」が大きく関わることとしてありますので、合わせて書こうと思います。

 

「マイウォーター」と「水中の地形の理解」をまずは理解することがスタートで、キャストする前に考えることの前提になりますので、その後の5つのことを読んでもらえたらと思います。

 

前提となる「マイウォーター」と「水中の地形の理解」

マイウォーター

「マイウォーター」というのは、いわゆるホームグラウンドと言った方が理解が早いでしょうか。

ホームグラウンドとは、たぶん野球の業界で言う「自チームの本拠にしてるグラウンド」という意味で、いつも本拠にしてる釣り場をホームグランドといっても意味は通じますが、マイウォーターの方がカッコいいので、このブログではマイウォーターと呼びます。

 

マイウォーターの重要性は、あちこちで語られてるので、ここでは深く追求しませんが、地形の理解や普段釣れる魚のポジション、そういったことに精通できると、マイウォーター以外の場所でも、蓄積したノウハウや考え方を流用できます。

「琵琶湖がマイウォーターです」と言っちゃうとあまりに広大になっちゃうので、「浜大津がマイウォーターです」だったり「木の浜がマイウォーターで、水路ではカバーゲームをやります」というように、ある程度で自分が無理なく把握できるエリアを選択したほうがいいでしょう。

 

水中の地形の理解

マイウォーターを持ち、同じ場所で散々投げまくってると見えてくるのが水中の地形です。

簡単なところだと、ここだけ水深が深い。あるいは浅い。

帯状にハードボトムが入ってる。

まっすぐな湖岸だが、水中が張り出してて岬状になってる。

そして、地形だけでなく、ウィードの生え方の違いや、種類の違いなども見えてきます。

しかし、上記のような様々な変化も、何も考えずに釣りをしてたら気付かない点です。

が、上記の水中の変化に気付きはじめると、次には「釣れる場所」が見え始めます。

この「釣ることができた経験」は積めば積むほど、自分の釣りの精度が上っていき、「釣れる場所」をピンポイントで見抜いてしまう精度も上ります。

ここまでで書いたように「マイウォーター」を持ち「水中の地形の理解」のことを意識し、これから書く5つのことをさらに上乗せして実践してみて下さい。

ここからが先の①~⑤がこの記事の本題です(笑)

 

①岸際のカバー・ストラクチャー

「おそらくバスがここにおるだろう」でキャストをするわけですが、何より大事なのが岸からでも見えるカバーやストラクチャー。

大事なので①に持ってきました。

ブラックバスという魚は障害物に着く習性を持ってます。

何があってもこれは不変です。

長靴で歩けるような水深でも隠れられる何かがあれば入ってきます。

が、浅ければ浅いほど天敵である鳥や、陸上の生物の影を気にするので、釣り人の影、夜釣りのライトなどには注意が必要です。

岸際には、目に見えるカバーやストラクチャーが豊富で、そこへ投げることで釣れる確率を何倍も上げられます。

が、逆の見方をすると、大きな声で騒いだり、ライト点けっ放しで夜釣りしたり、自分の影が足元に落ちたりなどしてるとプレッシャーがかかるので難易度が跳ね上がります。

 

②マンメイドストラクチャー

マンメイドストラクチャーの多くは縦ストラクチャーになりますね。

コンクリート護岸であったり、船を止める鉄柱、桟橋、テトラなど。

自然のものではないので、逆手をとって考えれば、水中でどうなってるかを簡単に想像できるのがマンメイドストラクチャーのいいところです。

水中の想像が容易=釣れたとき、そこから得られる情報が正確である。となりますね。

そこにマンメイドストラクチャーがあるなら、投げないことが損であるってことです。

 

③地形変化(ブレイク、ハンプ)

少し難易度が上りますが、冒頭で書いた「マイウォーター」と「水中の地形の理解」が役立ってきます。

地形変化をより早く正確に知りたかったら、Deeperを買って調べることです(笑)

 

というのは冗談で、誰もができる水中の地形を調べる方法として、シンカーだけを投げるやり方があります。

なるべく重たいシンカーだけをキャストしカーブフォール。

これをあちこちに投げてカーブフォールでカウントしてあげると、まあまあ正確に地形を把握できます。

僕はこれをバイブレーションのようなシンキングルアーでやってます。

が、高水温になり、ウィードが伸びてしまうと難しくなるので、正確に測りたい場合は「釣れない冬」にやるべきですね(笑)

こういった地形変化を大きく早くチェックする為、僕は巻物をメインに使って、次々と変化を打っていくスタイルで釣りをしてます。

 

④ウィードの濃淡

ウィードの濃いところ、薄いところ、その境目は地形変化同様の変化です。

ブレイクや、ハンプと同様にこの変化に魚は着きます。

このウィードの変化は、やっぱりノーシンカーなどの「引っかからないルアー」では気づくのが困難です。

ので、僕はトレブルフックを標準でつけたシンキングルアーを多用します。

引っかかるんですぐ気付きます。

そして「ぶるん」と抜けたときにリアクションバイトも取れるので一石二鳥になります。

 

⑤トレースするスピード、レンジ

これは試してその日の当たりを探してみないとわからないところですね。

ただ闇雲に投げて巻くだけでは、なかなかバイトが取れないので、僕は5段階くらいにリトリーブスピードを変えて巻いてます。

レンジ・スピードが合うだけで口を使う魚って結構多いんです。

僕はスローリトリーブから順に早くしていくようにしてます。

これは「速さは強さ」という考えがあるからです。

リトリーブスピードに関しては、早ければ早いほどアピールが強くなるという考えです。

逆の考え方で、強くアピールしてから、だんだん弱くして、その日の魚に合わせていくという考えもあります。

 

そしてルアーを通してくるレンジに関しても、日々手探りです(笑)

基本はロッドを立てたり寝かせたりでレンジ調整の対応してますが、「釣れないことには答えがわからない」ものなので試すことが肝心。

スピードにせよレンジにせよ、1投のうちにコロコロと変えるのはオススメしません。

投げて着水してから、ルアーが手元に戻るまでは一定を基本にすべき。

これが一番素直にバイトまで持ち込めます。

 

そして、一定の安定したただ巻きでバイトが出ないような、「素直じゃない状態の魚」にをバイトさせるために、リーリングジャークなどもやります。

どのパターンが当たるかはお魚さんと答え合わせになるので、アレコレと試してみましょう。

 

まとめ

ということで、長々書きましたが、①~⑤は僕が普段から実践してる釣りです。

どこに投げたら釣れるんだろう?の参考にしてみて下さい。

水の中の地形変化を意識して投げると「釣れた」という経験は蓄積されます。

蓄積された経験は、必ず皆さんの釣りの役に立つでしょう。。。と願ってます(笑)

 

 - バス釣りテクニック

Translate »